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社会福祉士の国家試験受験資格について
社会福祉士国家試験の受験資格を取得するためには、大きく5種類の単位を揃える必要があります。
- 1.「人・社会・生活と福祉の理解に関する知識と方法」
「医学概論」「子どもの心理学」「社会学」から1科目以上のほか「社会政策論」「社会保障論」「社会調査論入門」です。
人間のからだと心の基礎的理解を進めるとともに、社会で何が起きているのかを把握するために必要な知識・方法について学びます。
- 2.「総合的かつ包括的な相談援助の理念と方法に関する知識と技術」
「ソーシャルワーク概論」「ソーシャルワーク論A/B/C」「コラボレーション論」「セルフヘルプグループ論」です。
社会福祉を必要とする人たちの相談援助の理論・方法について学びます。
- 3.「地域福祉の基盤整備と開発に関する知識と技術」
「地域福祉論A/B」「社会福祉計画論」「社会福祉運営論」です。
地域社会における社会福祉をどのように実現していくのか、その理念と方法について学びます。
- 4.「サービスの組織と経営サービスに関する知識」
「法律学」と「福祉と就労」のうち1科目以上のほか「教育福祉学概論Ⅰ/Ⅱ」「社会福祉原論」「高齢者福祉A/B」「障害者福祉論」「子ども家庭福祉論」「公的扶助論」「医療福祉論」です。
現代の社会福祉を支える基本理念や方向性をおさえた上で、社会福祉サービスについて、高齢者や子ども等レパートリーごとに内容の理解を深めます。
- 5.実習・演習
「教育福祉フィールドワークⅠ/Ⅱ/Ⅲ」「コミュニティとソーシャルワーク」「相談援助演習」「社会福祉実習指導」「社会福祉実習」です。社会福祉士が活躍する現場に実際に実習に行き、その役割について学ぶとともに、実習機関・施設が果たす社会的役割・意義、機関・施設運営や実際の支援活動の現状と課題について学習します。
<注意事項>
- 1.教育福祉学類では「授業内容の積み重ね」を大切にしています。そのため、先に来る科目の履修が次の科目の履修の前提となりますので、ご注意ください。
(例)1年後期「ソーシャルワーク概論」「教育福祉フィールドワークⅠ」を履修していないと、2年前期「教育福祉フィールドワークⅡ」を履修できない。 - 2.「コミュニティとソーシャルワーク」および「相談援助演習」の定員は40名です。
そのため、履修希望者については選考審査を行うことがあります。 - 3.教育福祉学類に編入学した者についても、上記基準が適用されます。
ただし、出身校で取得した単位が本学における専門科目の既修得単位として認定される場合、それらの科目は評価基準から除外されます。 - 4.「社会福祉実習」を履修できる者は、「ソーシャルワーク概論」「教育福祉フィールドワークⅠ/Ⅱ/Ⅲ」の単位をすべて取得し、かつ「コミュニティとソーシャルワーク」「相談援助演習」の履修申請を行っている者に限られます。
- 5.社会福祉士国家試験受験資格を取得するために必要な全科目について、それぞれの出席回数が3分の2(相談援助実習については5分の4)に満たない者は単位修得することができませんので十分ご注意ください。