充実の講師陣
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内藤 葉子(ないとう ようこ)
ゼミ紹介
ゼミでは「ジェンダー」や「セクシュアリティ」に関心のある方なら誰でも歓迎します。「女らしさ」「男らしさ」って何だろう、映画やマンガやSNSなどに現れるジェンダーやセクシュアリティに興味がある、子育てや介護や教育において「ケア」は大切だと思う、風通しのよい社会をつくるためにはジェンダーの視点が重要だと思う等々――もしみなさんが普段から違和感や疑問を覚えることがあって、それがジェンダーやセクシュアリティにも関わると思うならば、その感覚を大切にしてください。ジェンダー研究の視点から問い直していくことによって、その違和感や疑問の原因について考える力を培っていきます。
ゼミは、ジェンダー研究・セクシュアリティ研究を専門とする教員合同で開催されます。3年次には文献を読んで発表したり、あるテーマについてディスカッションを行ったりしながら、自分の問題関心に即したテーマに接近していきます。4年次にはそのテーマをさらに深め、卒業論文へと仕上げていきます。仲間や教員と一緒にゼミで楽しく勉強しながら、視野を広げていきましょう。
【卒論テーマの事例】 SNSに現れる母親のイメージ、マンガや映画におけるセクシュアル・マイノリティや家族、ジェンダーとスポーツなど。
オフィスアワー:火曜日(12:15-12:45)
メールアドレス
naito[at]hs.osakafu-u.ac.jp
※メール送信時は[at]を@に変えてください。
プロフィール
研究テーマ
政治思想・社会思想とジェンダー論の交錯するところで、リベラルな近代的主体と女性との関係を研究しています。
おもな著作
『ヴェーバーの心情倫理――国家の暴力と抵抗の主体』(単著)、風行社、2019年。
「ケアの倫理と依存の承認――人間(性)と動物(性)との関係から尊厳を考える」『唯物論と現代』第63号、2021年。
「マックス・ヴェーバーとマリアンネ・ヴェーバー――性・性愛・結婚に関する議論をめぐる一試論」『現代思想』第48巻第17号、2020年。
「フェミニズム」『政治概念の歴史的展開 第五巻』(共著)、晃洋書房、2013年。
主催している主なセミナー等
大阪府立大学女性学研究センターの「女性学講演会」など、さまざまなイベントを企画しています。下記HPに随時情報をアップしていますので、ぜひご覧ください。
http://www.human.osakafu-u.ac.jp/w-center/
趣味
散歩・料理・博物館や美術館探訪