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教育職員免許上(教職免許について)
教職免許を取得するためには、大きく分けて3種類の単位を揃える必要があります。
免許の種類(中学一か高校一種か、公民か福祉か)によって、必要な単位数は異なりますが、以下の3種類の単位が必要なことに変わりはありません。
- 教職に関する科目
「教職論」「教育の思想と歴史」「教育心理学」「教育社会学」・・・など。教育や教育学に関する基礎的な知識を学ぶ科目です。中学一種は31単位以上、高校一種25単位以上が必要です。
教育実習も、教職に関する科目に含まれます。原則として3年次に申込み、4年次の6月もしくは9月に実習を行います。教育実習に行くまで(3年次が終わるまで)に取得しておく必要がある単位数が定められているので、確認してください。
- 教科に関する科目
中学校社会、高校公民では、社会科に関する科目(外国史、法律学、倫理学など)、高校福祉では、介護概論や医学概論など福祉に関する科目を履修する必要があります。教科によって、必修/選択の科目が異なりますが、いずれも20単位以上が必要です。
※「教科又は教職に関する科目」として、上記の単位を余分に取得する必要もあります。
- (通称)66条科目
「憲法」「健康・スポーツ科学概論」「健康・スポーツ科学演習(ⅠかⅡのいずれか)」「Academic EnglishⅢ・Ⅳ」「情報基礎」を履修する必要があります。卒業要件にもなっている科目が多いですが、特に気をつけるべきこととしては「憲法」を履修することと、「健康・スポーツ科学演習」を履修することです。
教育福祉学類では、多くの専門科目が「教職に関する科目」「教科に関する科目」に指定されています。教育学や社会科学に興味があり、卒業要件を満たすためにそのような科目を選択していれば、中学社会、高校公民の教職免許のためのハードルは高くありません。また、高校福祉については、「教科に関する科目」の多くが「社会福祉士の国家試験受験資格」のための科目と重複しており、ダブル資格を目指しやすくなっています。
1,2年次は必修科目が多く、CAP制を気にしながら受講登録をすることになると思いますが、3年次以降は時間割に余裕が出てくると思います。ぜひ、1,2年次に配当されている教職に関する科目、教科に関する科目を受講し、教職免許取得を目指してみてください。
詳細については、「教育福祉学類履修要項」と「教職課程の手引」をよく読んでください。