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三田 優子(みた ゆうこ)

ゼミ紹介

p_0 (3)いま、日本人の5、6人に1人が障害者およびその家族です。例えば年々増加している精神疾患はわが国の五大疾病として位置づけられ、メンタルヘルスは国が取り組むべき重要課題になっています。しかしながら、地域で当たり前に暮らすための資源も乏しく、そのため多くの障害者が長期にわたって入所施設や精神科病院から出ることができずにいます。さらに言えば、生きづらさを抱えた人がそのことを誰にも話せず、孤独で地域でひっそり生きているのもまた現状です。  障害のある人だけでなく、さまざまな生きづらさを抱える人が、それでも自分らしく地域で暮らすために社会はどうあるべきか、どんな支えが必要なのか等を、ゼミを通して考えています。学生の皆さんにとっても「自分らしく生きる」とは大切なテーマだと考えます。 ※参考までに、これまでの三田ゼミの卒論テーマは以下の通り(一部、キイワードのみ)です。 知的障害者のグループホームの意義/身体障害者の自己実現/精神障害学生への支援実態/大学生の障害者観/精神保健福祉専門職のストレス/聴覚障害者の生活支援/見えない障害(難病)と生きるとは/精神障害者にとっての服薬の意味/精神障害と食行動/ホームレスにとっての「仕事」の意味/高齢者の買物支援/青年発達障害者支援の現状と課題/

メールアドレス

mita[at]sw.osakafu-u.ac.jp

※メール送信時は[at]を@に変えてください。

 

プロフィール

研究テーマ

障害者の生活支援(ホームヘルプサービス、グループホームなど)、入所施設や精神科病院からの地域生活移行など

おもな著作

・「障害者制度改革における当事者参画の意義と課題~障害者権利条約の批准に向けて」『社会福祉研究』vol.113、67-74頁、鉄道弘済会、2012年
・「総合福祉法は精神障害をいかに位置づけようとしたのか」『精神医療』67号、批評社、2012年
・「精神障害者ホームヘルプサービスにみる関係づくりのあり方」『精神科臨床サービス』vol.11-1、星和書店、2011年
・「社会的入院問題の解消」『ノーマライゼーション』362号、36-37頁、日本障害者リハビリテーション協会、2011年
・「知的障害者の自立」上野千鶴子、大熊由紀子、大澤真理、神野直彦、副田義也編『ケアされること』、2008年

主催している主なセミナー等

趣味

写真、ミュージカル鑑賞、ベランダ菜園などにハマっています。


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