教育福祉学類の理念

※画像698px*2000px
教育福祉学類の理念
「教育福祉」とは何なのか。何を教育し、どのような人を育てるのでしょうか。私たちは明確な理念をもって、「教育福祉」こそ、現代そして将来の社会になくてはならない存在だ、と言うことができます。
私たちの理念とは、「人を中心とする」支援を行うこと、そしてそれが可能な社会をつくることによって、人々のウェルビーイング(Well-being)を実現することです。
「人を中心とする」とは、どういうことでしょうか。従来、専門分野や資格は「教育」と「福祉」に分けられ、別々の立場から支援を行ってきました。しかし、それらの支援を受けるのは同じ一人の人間です。「人を中心とする」とは、さまざまな支援を受ける「人」を中心に考えて、支援者たちが相互理解と連携によってウェルビーイングを実現することです。したがって、人間が生涯にわたって発達する存在であるという教育的理解をもつ社会福祉士、貧困への配慮や障害・高齢化への理解など社会福祉的マインドをもつ教員といった専門職が必要だと私たちは考えます。くわえて、「人を中心とする」支援においては、他職種や支援を受ける人々との連携が不可欠であることから、私たちは連携の実践力を育むとともに、専門的資格としても社会福祉と学校教育をつなぐスクールソーシャルワークなど、自他の能力を活かしあって問題解決にあたる人を育成します。
このような問題解決力は、あらゆる場で必要とされています。複雑な現代社会で、人々は一人一人、多様な支援ニーズをもっているからです。とりわけ近年、貧困や障害などによる生活課題のほか、グローバル化によって多文化共生も地域社会の課題となり、国際社会において日本が果たす役割も期待されています。教育福祉学類では、国内外のインターンシップや国際理解への積極的取り組みを通して、より広い視野から社会のしくみをより良いものに変える力をもち、身近な地域社会から広く国際社会で活躍できる専門職を育成し、理念の実現をめざします。